今年度は福岡県保育協会の御協力により、お断りするほど参加希望が多く大盛況でした。
今年度も、残留塩素濃度について実習を行いました。また、今年度は4つのグループに分かれグループワークも行いました。有意義な研修となりました。
保育所のプールの衛生管理に役立てていただければ幸いです。
プールの衛生管理に関する研修は今年度までとさせて頂ます。
1 参加者
福岡県保育協会加入保育所(園) 21名
福岡県域市町村関係職員 1名
2 日程
令和元年8月2日(金曜日)
3 研修会場
公益財団法人北九州生活科学センター、福岡事業所4F 研修所
福岡市博多区千代1丁目2-4、福岡生活衛生食品会館4F、TEL:092-642-1001
4 研修内容
【講習・実習の概要と習得目標】
①保育所におけるプールの衛生管理における事例紹介と考え方
福岡県筑紫保健福祉環境事務所 参事兼保健衛生課長 重岡理恵 先生
小規模プールの衛生管理の必要性と感染症発生事例紹介。
小規模プールの衛生管理の管理方法について、習得する。
②保育所プールでの感染症予防
公益財団法人 北九州生活科学センター研修所長 堀川和美 先生
水系感染症を再確認し、水泳プールにおける塩素消毒の意義と重要性を理解する。
③プール水の簡易検査法
公益財団法人 北九州生活科学センター 福岡事業所検査室長 田中衞 先生
残留塩素計の使用方法及びその数値の読み取り方法を習得する。
プール水における汚染での残留塩素の変化を体験する。
④プール水衛生管理における消毒薬の適切な選び方と使用方法
日産化学工業株式会社 化学品事業部 課長 堀 勝幸 先生
プールの衛生管理を行う上で必要な消毒薬の選択とその使用方法を理解する。
市販消毒薬の希釈等を体験する。
⑤グループ討議
テーマ:「プールに入る前のお尻洗い、あなたの施設ではどうしますか?」
4Gに分かれグループで討議し、各グループの発表を行い、様々な考え方を今後の参考とする。
研修会の様子です。
講話1:筑紫保健福祉環境事務所 重岡参事兼課長 講話2:北九州生活科学センター 堀川研修所長
講話3:北九州生活科学センター 田中検査室長 講話4:日産化学株式会社福岡化学品グループ 堀課長
残留塩素濃度測定を行いました(DPD法) グループ討議 皆さん熱心に討議されました
グループ発表で終了! 最後に受講証明書を授与しました